3.朝の暗さを楽しむ

早朝というのは、シラフならではの醍醐味のある時間帯です。

酔っ払いたちがベッドでうずくまっている時間に起きて、

まだ暗い窓の外を眺め、満足します。

外が暗くて、人が動き出していないと、安心して生産的ではないことができます。

たとえば、詩を読んだり、古典文学を読んだり。

そのまましだいに明るくなる窓からの光で新聞などを読んでもいいし、

暗いうちにすっぴんのまま外に飛び出して(誰にも会わないのだから!)

散歩などして、

鼻の奥にツンとした朝の空気を吸いこみ、

頭のゴミを洗い流し、

明るくなっていく街を見ながら、

壮大な人生の計画などを立てるのもまた一興です。