49.カリグラフィーを書いてみる

ブルーブラックのインクと、銀色のペン先が好きで、カリグラフィーの教則本と一緒にセットで買ってしまったことがあります。それから一年位寝かせてしまっていたのですが、つい最近それを使いました。

私の親友の娘さんが今年大学に進学するので、その御祝いのプレゼントを買いました。親友もシングルマザーだったこともあって、大変な思いをして育てたことも見てきましたし、その娘さんが自分で道を切り拓いていく様子も見てきました。そのプレゼントに添えるカードのタイトルを、カリグラフィーで書いてみました。

『はじめての和モダンカリグラフィー』という本を見て、少し試し書きをしてから書いてみると、うまくいきました。

一文字一文字字形を考えながら書いてみる、といったことは、小学一年生以来していなかったかもしれません。でも、そうして大切に文字と向き合ってみると、書く文章も大切にしようと思えて、背筋が伸び、まっすぐに自分の気持ちを表せたカードになった気がしています。