50.眉間に陽の光をあてる

私の友人は、日向ぼっこが大好きな人です。紫外線が加齢を加速するという事実はみんな知るところとなり、私もできる限り日光を避けて生きていますが、その友人は帽子こそかぶるけれども、あとはまったく恐れることなくのんびりと海やオープンカフェで長い間くつろいでいます。それでいて年齢不詳で、特に瞳の輝きがピカピカですてきです。

その彼女が言うには、眉間に光をあてると頭の中がクリアになるのだと。自然界でもライオンはよく眉間に陽の光をあてているのだといいます。

なので、私もたまに真似をしてみます。顔を日光に晒すのはまだ怖くて、なので、目を閉じて両手で顔を覆って、でも眉間の部分だけを陽にあてるようにしてみました。何秒かだけでも太陽の熱を眉間で感じてみると、頭の中や目の疲れが取れるような気がして、少し自然と対話できたような気がしました。