48.駄作も残す

『坂の上の雲』を読んでいたら、正岡子規は良句も駄句も両方を書き残していた、と書かれていました。数銭を軽んじる者が金持ちにならないのと同じように、両方を大切にしていたのだと。

ブログなどを始めても、読み返すと恥ずかしくてすぐにリセットボタンポチ、で、続かない、ということは多いものです。

でも、自分の身の中から生まれたもの、それが冷静になれば我ながら駄作で、評価されなくて当然と思われるものであっても、消さずに積み重ねていくという人が、そんな人が少なくなっているからこそ、世の中に影響を与えて行けるのかもしれません。