8.人と話しながら、書く

私は、会社の大人数での飲み会というものが好きではなくて、コロナ禍ではそういった会はめっきり減って、それなりにその恩恵にはあずかってきたのですが、最近ではそんな雰囲気もなくなってしまって、忘年会とか新年会のシーズン、いよいよ参加をしなくてはならなくなってしまいそうです。

これまでは、お酒の力を借りて乗り切ってきたものの、どうしようかと思うところです。
そんなときに、こうできたらいいな、と思うのは、ちいさなスケッチブックと鉛筆を持ち込んで、色々書いてみたいなということです。
会社の飲み会というのは、いろいろな人の思惑が交錯して、インスピレーションをたくさん受け取ることができます。その場にいる人たちの顔や、言葉を書きつけたりできたら、面白い時間になるような気がするのですけれど。そんなことをしたら、まわりを不用意に警戒させてしまいそうなので、やめておきます。

ファミレスに娘の友達家族と一緒に行くと、必ず誰かがノートとペンを持っていて、お食事が運ばれてくるまでの間に、絵しりとりをしたりして遊びます。
お酒を飲まない友人とお茶を飲むときも、彼女はいつもスケッチブックと色鉛筆を持っていて、旅のお話をしながら絵を描いてくれたり、キーワードを書いてくれたりします、私もそれを見ていて自分のノートに書きこみたくなる言葉が溢れてきて、ペンを走らせてゆきます。

会社の飲み会でも、そんなふうに遊べたらいいのになあ。
今度幹事になったら、そんな工夫を提案してみたいなと思うところです。
飲み会が、親睦を深めるということが目的で、飲む人も飲まない人も同じフィールドにいられるような工夫があると、もっと参加が楽しみになるような気がします。