29.SFを読む

最近、バッグにはいつもSFの文庫本を持ち歩いていて、仕事の昼休みや移動時間に読んでいます。

何もしないで休む、というのはとても高度なことだと思います。高山に住む高僧ならともかく。現代社会は私たちの気をそらすものにあふれています。なので、私がいま手っ取り早いと思っているのは、自分の脳みその、休ませたい部位と別の部分をハイジャックして、そこを使うことに集中させることで、休ませる、ということです。

その一つが、SF小説を読む、ということです。

イーロンマスクが少年時代に読んでいたという『銀河ヒッチハイクガイド』は、かわいた笑いとブラックジョークに溢れた、休憩時間にぴったりの本です。