12.お香を焚く

寝る前に必ず、お香を焚きます。
メラメラと燃える炎を見たいときには、アロマキャンドルを焚くこともありますが、
寝てしまうと危ないので、眠れそうなときにはお香にします。

寝酒を飲みながら読書をする人がいますが、お香は寝酒のかわりです。

本当は、人の匂いがあるとさらに良いのだけれど。

昔、「赤ちゃんの頭皮の香り」という練り香水が売っていて、
思わず買ってしまったのですが、愛しい人の匂いというのは強烈に、脳に快楽をもたらします。
赤ちゃんや恋人など、日常的に肌を触れ合うような関係がいる人であればお酒なんてなくてもそれで十分に酔えると思います。

私は娘のメンコさんの匂いをずっとかいできて、今もたまにつかまえて心ゆくまでクンクンするのですが、それはそれはとてもいい、甘い匂いがするのですが、心底気持ち悪がられ、その気持ちもわかりますので、なかなか出来なくなってしまいました。

だから、誰も気持ち悪くさせない方法が、お香を焚くことなんです。