「踊り方がヘン」
だと、若い頃、ほんの数回だけクラブに行ったときに言われたこともあり、
恥ずかしく、踊ることは苦手だと思ってきました。
でも先日、ブルーノ・マーズのライブに行って、久しぶりに踊りました。
あれだけのビッグスターを前にしたら誰だって、彼を一目見ようと精一杯になるので、
客席の一人一人は本当の意味で一目から解放されます。
孤独にアーティストが奏でる音と向き合うことができます。
だから、踊ることが苦手な人は、踊ることを目的としたクラブやパーティのような場所よりは、みんなの視線がステージに釘付けになるようなビッグスターのライブに行った方が、
よほど自分を解放して踊りつつ、一体感も味わえるような気がします。
人目を気にしなくなると、低音が下腹にズンと響くのを感じられ、
自然にヒップホップのダウンのような形に体が動きます。
太古の昔から、人は誰かに教えられることなく踊ってきたのだと感じさせられます。