54.入浴剤を入れる

我が家のお風呂には追い焚き機能がなくて、熱々にしておいてぬるくなるまで入る、というのが常です。それを真水でやっていると少し心が寂しくなる時もあり、かといっね毎日入浴剤を入れるのは高いのでなかなか難しいのですが、もう疲れ果てているよ、というときには、ガツンと入浴剤を入れるのがいいです。

肩も首もガチガチだよ、というときには、炭酸多めの薬湯みたいなバブを入れた熱々のお風呂にざぶんとはいって、修行僧のように瞑想。

仲良さそうなカップルを見て、軽く嫉妬を感じた時には、伊勢丹で売っているようなお話入りの自然派のバスソルトやいい香りのオイルをたらしてロマンス本を読んで擬似ロマンス注入。

人と会いたくない、元気がない、というときにはラッシュの冗談みたいに大きな金箔入りバスボムをドカンと入れる。

お風呂というのは、色とか熱とか香りとかを裸の身体でダイレクトに受け取れる場所です。

プレゼントに何がいい?と言われたら、入浴剤、と答えるのはおすすめです。自分で買うには贅沢に思えても、選ぶ方としては気楽にいろいろなものを選べますし、値段も調節しやすいですから。