禁酒中の過ごし方|61.待たされる店に行く

私は会社の昼休み、いつも文庫本を持って外に出かけます。今ちょうど入ったお店は、今日グランドオープンとのことで、人が足りていないようでバタバタしています。

「美味しく作るために、少しお時間を頂戴します」と言われました。

私はとてもありがたいと思いました。

ランチを食べるお店にあっという間に料理を出されてしまうと、本を読む時間がなくなってしまうんです。食べ終わったのに長居するのは申し訳ないけれど、出てきていないのなら堂々といられます。

私の会社はオフィス街にあるので、14時近くになってようやく店はすきはじめます。わたしはその時間にふらりと行って、ゆっくり出てきたご飯を食べて食後のお茶もあるような、そんなお店で、本を読んだりしながら過ごすのが好きです。