20年近く前、会社でみんながあこがれる先輩が、イライラしたらトイレでズーキーパーをやっている、と言っていて、ああ、あんなに感じよく中間管理職ができるようになるためには、やっぱり上手な息抜きが必要なのだな、と思ったものです。
そんなこともあって、なんとなくゲームは、息抜きのためにするとか、暇つぶしのためにするとか、大いなる目的のための必要悪のような気がしていました。
でも最近、娘にスイッチでマリオカートをやろうと言われて、一緒にやってみたら、これがものすごく楽しい。キャラクターがかわいいし、コースも気持ちいいし、音も心地よいし、ただ、楽しい。なんの目的もない。
子どもって、何のためにそれしてるの?と思うことばかりしているけれど、楽しいからしている、ただそれだけなのだと思います。楽しい生活って、きっとそういうものなのだと思います。